ジョーカー・ゲーム [ 柳広司 ]のレビューは！？

年齢不詳さん
「このミス」で上位にランクされただけあり、とても面白かったです。

20代 男性さん
大戦期のスパイ・ゲームの話。短編集。 スパイモノとはいえ、よくある海外モノのような大袈裟な政治・謀略系のストーリーを期待すると、おそらく肩透かしをくらうことに。 スパイ養成機関を立ち上げた人物が各話の軸。 彼に関わった人々が各話の語り手となって物語る。 語りの果てで読者の脳裏に浮かぶのは、軸となる人物の揺らぐことのない怜悧な視線。 長編で読んでみたくなる作品。 でも、短編だからこその味なんだろうなぁ。

30代 男性さん
一人の主人公にスポットをあてた短編もの。 短編のわりにストーリーはわりと充実してる。 何も考えないで読めるのが◎

年齢不詳さん
まず森美夏の表紙だったのに惹かれて購入しました。 短編集なので、時間がなくても１つずつ読めます。むしろ文庫で持っておけばいいかな、とも思いますが（笑） 全体的にちょっと説明に走りがちな気もしましたが、まぁ続きが出るなら読もうと思える作品でした。 そうそう、チェスの話は、市川雷蔵の映画で、こんな話がありませんでしたか･･･？

50代 男性さん
普段読み物をしない自分にも読みやすい話でした。 スパイを題材とした推理小説って感じかなー。 複雑な内容に思えて謎が説けてみればシンプルな心理。と納得いく話でした(^_^)

年齢不詳さん
亀ちゃんの愛読書です。とても面白く、ストーリーの世界に引き込まれます。 時間がたつのを忘れてしまいます。

20代 男性さん
先の展開が気になって「あっ」という間に読み終わりました!

20代 男性さん
スパイものといっても派手さは皆無。 また、キャラクターも表紙を飾る教官以外は無個性で違いもない。集団としてはとてつもなく奇妙だが…… 一般人とスパイ学校の関係者、そして教官。登場人物を分けるカテゴリーはこの三つ。 全てを冷静に見通す“魔王”教官にしびれる。 また、ほんのわずかに見せる人間味。この本は突き詰めれば教官の魅力を詰め込んだ本であって、読んでみれば決してそんはしない。 それほどに格好がいいです。

30代 女性さん
読みやすく、サラッと読めてしまいます。 短編で一話完結なので、そういったTVドラマを見ているのに近い感じで読みました。 面白かったとは思うのですが、個人的には何か物足りない感が残りました。

30代 男性さん
何気なく目について、何気なく購入し、しばらく読まずに机の上に放置されていました。 読み始めたら一瞬。あまりのおもしろさに時間がたつのも忘れます。 短編であることが最初残念でしたが、読んでみると納得。様々な視点から描かれている物語がとてもバランスよく、気持ちよく読み進められました。